3 発酵・貯酒
麦汁にビール酵母を加えると発酵が始まります。1週間の発酵を終えた若ビールは、摂氏約0度の低温で約2ヶ月間貯蔵されます。

辛口酵母がもっとも元気に活動できる環境をつくらなければ、「洗練されたクリアな味」は生み出せません。
コンピュータによる徹底管理
発酵の各段階ごとに、コンピュータ制御によるコンマ単位の厳しい温度管理を行っています。酵母には各段階ごとにいちばん働きやすい温度があり、常にその温度に保たれています。

酵母の健康チェック
発酵を担当する社員は、発酵のそれぞれの段階で細心の注意を払い、発酵状況をチェックし、酵母の健康状態を探ります。

ひとにしかできないこと
発酵状況のチェックは、科学的に裏付けられた数値データにとどまりません。発酵担当者の熟練した技術や長年の経験を生かした官能検査によっても厳しく行われます。ひとの五感も、スーパードライのうまさには欠かせません。

ストレスからの解放
酵母もストレスから解放してあげることが必要です。発酵が終わった酵母は、ガス抜き(酵母から炭酸ガスをとり除くこと)され、再度元気を取り戻すようにリフレッシュされます。

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